33年連れ添った個人事務所の社長、関根良江さんに退任を迫り、泥沼トラブルへと発展した小林幸子(58才)。社長解任の裏には、関根さんと小林の夫・林明男さん(50才)との対立が発端だったという。
小林が昨年11月に結婚した林さんとは、どんな人物なのか?
林さんは再生医療の研究を行う株式会社TESホールディングスを設立。年商3億円ともいわれる企業に成長させた。
「お金を集める能力に長けていましたよ。目上の人の懐にはすっとはいりこむんですから。でも一方で立場の弱い人にはつらくあたる。経営者ですから、そうなってしまうのかもしれませんが、彼に二面性を感じる人は多いと思いますよ」(林さんの知人)
人脈も豊富な林さんはこのころから、芸能界とのつきあいも始まっていった。そんなときに出会ったのが、小林だった。
「芸能人はいってしまえば金のなる木。一時的に金銭的な援助をすることになったとしても、後になって倍になって戻ってきたり、人脈という産物までもたらしてくれますからね。林さんはいつも腰を低くしていて、相手が悩みを打ち明ければ、どんどん相手の懐に飛びこんでいくんです。そうして人脈を築いていました。そんな林さんですから、警戒心の強い小林さんもすぐに心を許してしまっていましたよ」(前出・林さんの知人)
しかし、当時林さんは妻子ある身。関根さんは小林から林さんを紹介されたときから、怪訝な目を向けていたという。
「関根さんからしてみたら、妻子のいる林さんは、小林さんの“悪い虫”に見えたんでしょう。交際には当然、猛反対でした。その反対の仕方は、ビジネスというよりひとりの恋人を巡り、互いが独占欲をあらわにした奇妙な三角関係のように見えました」(関根さんの知人)
2004年に、林さんが離婚して、小林との結婚話を進めているときも、関根さんは全力で阻止しようとしたが、その甲斐もむなしく、小林は昨年9月に婚約を発表する。
「小林さんとしても関根さんの気持ちがわからないわけではないんでしょうが、芸能活動についての考え方にズレが生じたうえに、最愛の林さんのことを否定されてしまい、うとましく感じ始めたんでしょうね。火種は交際がスタートするころには、くすぶり始めていたんですよ。林さんは頼られればどんどん応えるタイプだから、小林さんも芸能活動についても林さんに相談することの方が多くなってしまったんです」(小林の知人)
※女性セブン2012年4月26日号