2度目の“趣味・習い事合コン”で、陶芸合コンに潜入したアラサー記者。クールなイケメン男子に心を躍らせたのもつかの間、ひとりだけ合コンからかけ離れた超ラフなパンツスタイルで参戦。しかもエプロンをつけずに作業するという失敗続きで、早くも暗雲が立ちこめ始めた。ところがこの後、意外な展開が…。陶芸合コン潜入記第2弾!
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出端をくじかれてばかりの記者。だけど、ここでめげてはいられない。作業工程で挽回しなくちゃ! 今回は参加人数が多いせいか、わりと和気あいあいムード。盛り上げ役の人っていうのは誰かしらいるものだけど、今回は庶民的なEXILEのHIRO似男子と長塚圭史似男子のふたり。長塚似男子は、隣の女子と会話しながらなんだかいい感じ。そこで記者も遅れをとってはいけない!と思うべきだったけど、意外と陶芸の作業が楽しくて、素敵に作りたい!という職人魂が燃え上がり、作業に集中して会話ゼロ。
目の前では、形作りに失敗しかけている男女が「ちょっと失敗しちゃいましたね~」なんていいながら、仲良くコミュニケーションを図っている。作業に没頭したおかげで記者の器は先生に褒められるほど美しく仕上がったのだけど、“合コン的な収穫”はまだ無い…。何しに来てるんだか。
しかし、ここからが合コン本番だった! 今日は“焼き”の前までの形を作る作業なので、1時間の陶芸が終わると、6人ずつの2グループに分かれて後半戦の交流会がスタート。交流会といっても、工房で作られたさまざまな器でお茶を飲みながらトーク。12人もいると1回では名前も覚えられないので、もう一度自己紹介から。とはいえ、タイムリミットは10分強なので、やっと話が弾むかも、というところで男性陣がもう1グループと席をチェンジ。
でも、ちょっと気になってた流川クン似の彼(漫画『SLAM DUNK』の)が、隣の席に来てラッキー! 趣味を聞くと、陶芸とかインドア趣味だけじゃなくてテニスとか登山とか旅行とか意外とアクティブで、見た目とのギャップがまたステキ。
そんなふうに2回転目もあっという間に終了。最後は席を男女で分けられたと思ったら、なんと“アプローチカード”なるものを記入するというじゃないですか! どうやらカードに相手の番号を記入し、自分の連絡先とメッセージを添える。それを司会者が封筒にカードを入れて、本人へと手渡される仕組みとのこと。うわ~、初体験だよ~! 正直、こういうのすごい苦手なんですけど…。
こんな短時間で決められないよ!と焦って、カードに書いてあった“いちばんよく話したお相手は?”という言葉をまたまた素直に受け止めて、結局、いちばん話した人の名前を記入したのでした…。後から、流川クンの番号を書けばよかった!と激しく後悔。自分のバカバカ!
そして、メッセージカードがはいっているはず(というか、はいっていてほしい!)封筒を受け取って、男性陣が先に退場。司会のかたから2次会を促されたけど、外で男性陣が待っていることもなく…。結局、女子だけで2次会へ。肝心の“封筒”をドッキドキで開けてみると、意外なことに、流川クンから「楽しかったです」とメッセージが! メールしちゃっていいのかな!? 完成した器も一緒に取りに行っちゃったりして。いろいろと妄想が膨らんで楽しくなってきた今日このごろ。心の桜も咲いた。今回は星、3つです~!【★★★】