人からの助言はありがたく聞くものだが、年をとってしまうとついつい聞く耳を持たなくなってしまうもの。福岡県在住の主婦・Fさん(51才)は、建設会社で働く夫(55才)のイライラにほとほと困っているようで…。
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先日、法事で勢いづいて飲んでいたダンナに実の姉が「お酒はほどほどにしな。もう若くないんだから」と忠告をした、とたん。
「クソババア、余計なこというな、コラッ」とマジギレしてんの。“もう若くない”って言葉がまずかったのね。
子供のころのことまで持ち出してトラだウマだとわめき立て、最後は「テメエの顔なんか二度と見たくねぇ。親の葬式にだって来るな」だと。すごいやさぐれようで、いちいち「がるるる、がるるる」とうなっているから、最初は怒っていたけどだんだん気の毒に思えてきてさ。
「どう? 気晴らしに夫婦水入らずで温泉行こうか」って誘ってあげたの。そしたら「いいトシして、オマエ、何考えてんだ!」ですと。これって男の更年期? ダメだ、こりゃ。
※女性セブン2012年5月3日号