過去に賭けゴルフを行なっていた疑惑など、相次ぐ不祥事で批判を浴びた横峯良郎参議院議員。その横峯氏をあえて直撃し、「参院議員としての良識とは?」を質した。
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参議院議員は大変重要な仕事。私に聞かなくても、自明のことでしょう。
私にいう資格があるかって? 確かに私は(賭けゴルフや航空券の不正受給疑惑などの)不祥事で批判を受けた身ですが、自分では資質を疑われるようなふしだらなことはやっていないと思っている。そもそも私みたいな議員をいじめている暇があるなら、もっと大事なことに目を向けなさいよ。
参院議員は「何もやっていない税金泥棒」などといわれる。私もそんな風に思われているのでしょうけど、活動内容はHPで逐一報告しているし、報じられるのは悪いことだけだから誤解があるのでしょう。
「良識の府」といわれる参議院は、衆議院と違って政党の立場にとらわれず、議員一人ひとりが信念に基づいて自由な議論を行なう場。だからこそ、私のような“フリー”で好きなことをいう人間が必要なんです。特に、現在の参院は、組合や各団体から推薦された“操り人形議員”が多い「組合の府」となっている面があるから、なおさらです。
次の選挙でも出馬するつもりです。前回(21万票)からどれぐらい目減りするか逆に楽しみですね。
※週刊ポスト2012年5月4・11日号