いまからほんの少し前のこと。通りの桜は、陽が落ちるとともにライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出していた。この日、長谷川理恵(38才)が向かったのは都内の超高級宝石店。彼女が指輪を選んだこのブランドは80年近い歴史を誇り、国内外問わず多くのセレブを魅了してきた。
長谷川は店内で待ち合わせていたひとりの男性と、約50分間ショッピングを楽しみ、その後、男性が運転する車の助手席に乗って帰っていった。
彼は、『カフェ・カンパニー』の代表取締役で、『WIRED CAFE』『246CAFE〈 〉BOOK』などを手がけては成功させてきた、“伝説のカフェ経営者”楠本修二郎氏(47才)。カフェ運営のほか、設計デザイン、音楽レーベルなどで、プロジェクトもジャンルも国境も超えて活動する彼が、長谷川の新恋人だ。長谷川と楠本氏が出会ったのは2年ほど前に遡る。
「ふたりはマラソンを通じて共通の知人の紹介で知り合ったそうです。楠本さんはマラソン以外に、トライアスロンにもずっと取り組んできていたんですが、一昨年だったかな、理恵ちゃんも始めたんです。そのとき彼女が師事したのが、楠本さんの師匠にあたる人でした。昨年5月には、ふたりはハワイのホノルルで開かれたトライアスロンの大会に一緒に参加していましたよ」(長谷川の知人)
楠本氏は多忙を極めた40才のころ、体調を崩したことで、健康と食、環境への意識が高まったのだという。そのころから本格的にランニングとトライアスロンを始めている。2010年7月には東京・代々木公園に、自身の体験から、カフェとフィットネスクラブを融合させた『WIRED CAFE〈 〉FIT』もオープンさせた。
「理恵ちゃんもランニングを始めてから、食や環境に興味を持って、野菜のソムリエの資格まで取得しました。そのあたりも楠本さんとは話が合うんです。ルックスは元カレの石田さんに似てるし、最初に会ったときから、昔からよく知っている友人といった印象だったそうですよ」(前出・長谷川の知人)
さらに、ふたりの関係について、長谷川の知人がこう明かしてくれた。
「理恵ちゃん、“あんなに尊敬できる男性にはもう会えないかもしれない”って、神田(正輝)さんのことをいまだにいってます。でも、ずっと欲しかった赤ちゃんを授かったみたいですよ。それで、楠本さんとの結婚を決めたみたいですね」
一連のことについて、長谷川の所属事務所に尋ねたものの、締め切りまでに回答は得られなかった。一方、楠本氏に、長谷川との結婚について話を聞くと、顔をこわばらせたまま絶句。さらに、「赤ちゃんも授かったそうですね。いまの気持ちを教えてください」と尋ねると、消え入りそうな声で「ちょっと勘弁してください」というのみ。そして「ごめんなさい。何もお話しできません」といって、最後まで否定しなかった。
※女性セブン2012年5月10・17日号