4月中旬のとある日の夕方5時ごろ、モデル・平子理沙(41才)を、東京・品川駅で発見した。小雨が降る中、傘もささずに大通りに駆け出した彼女を待っていたのは1台の車。ハンドルを握っていたのは、夫である吉田栄作(43才)だった。そのままふたりは近くの中華料理店へ向かった。
「平子さんは仕事終わりだったみたいで、すごくお腹をすかせているようでした。シュウマイ、ぎょうざ、チャーハンをぺろりとたいらげていましたよ。栄作さんは、そんな平子さんをにこにこしながら見ていて、恋人同士のような素敵な夫婦でした」(居合わせた客)
早めの夕食を済ませると、再び吉田は愛車の運転席に、平子は助手席に乗り込んだ。自宅方面へと車を走らせたが、途中、吉田はドラッグストアに立ち寄り、日用品を買い終わると、車は自宅へ。ところが、吉田が買い物袋を提げてマンション内へはいっていったものの、平子は助手席に座ったままだった。数分後、吉田は車に戻り、再び車を出発させた。
向かった先は都内でも有数の高級住宅街にある、近隣のなかでもひと際目立つラグジュアリーなマンション。そこは平子が1年前に購入した別宅で、自宅マンションよりもかなり広い部屋だという。
<お互い違う環境で育って来たふたりだからこそ、理解しようとする気持ちと、「全てをさらけ出しすぎない」という距離を大切にしてる>
かつて平子は、著書『Sunny』(メディアファクトリー刊)で、そんな考えを明かしていた。
結婚直後、吉田はハリウッドデビューを見据えて渡米したため、日本に残った平子との結婚生活は別居婚でスタート。吉田の帰国後も、平子はいつも「距離」を大切にしてきた。ずっと「女性」でいたいし、彼にはずっと「男性」でいてほしい。ずっと恋人同士でいたい、という女心からだった。この別宅と自宅は車で約5分の距離。これも彼女が大切にしている「距離」なのだろう。
※女性セブン2012年5月10・17日号