芸能

小林幸子「紫綬褒章欲しい」と鹿野農水大臣に料亭で頼みこむ

 小林幸子(58才)と個人事務所の元社長である関根良江氏との泥沼の対立が発覚してから約3週間が過ぎた。連日多くの取材陣が集まっていた小林と夫・林明男氏(50才)の自宅も静けさを取り戻していた。

「騒動のときは家の出入りもこそこそしてたのに、最近では笑顔で出かけるところもよく見かけますよ」(近所に住む人)

 小林は4月23日までに、重苦しい現状を打破するべく関係各所に、事務所移転、そして役員変更などを伝える挨拶状を送っている。関根氏に代わって社長に就任したのは小林本人。さらに、事務所の建て直しに、彼女は秘策を用意していた。

「小林さんとご主人の林さんが関根さんに退任を迫ったと同じころに、夫妻は以前からつきあいのある民主党の鹿野道彦農林水産大臣に“紫綬褒章が欲しい”と相談したんです。受章で箔がつけば、これまでサポートしてきた関根さんの営業力がなくとも、乗り切れるという算段だったんでしょう」(芸能関係者)

 学術、芸術、発明などで顕著な功績のあった人に授与される同章。小林夫妻が鹿野大臣に相談したのは、赤坂議員宿舎にほど近い創業200年の老舗高級鰻料亭だった。1人当たり1万7000円というコース料理で鹿野大臣に頼みこんだ小林夫妻だが、音楽関係者は「浅はかだ」と口を揃える。

「これまで小林さんの公演の交渉人といえば、関根さんと解任した元専務でしたから、ふたりがいなくなったことで全ての仕事が暗礁に乗り上げているんです。いま小林さんにマネジャーはついていますが、全く経験のない人。これまで関根さんが小林さんの仕事から身の回りの世話まで何でもみていましたから、後継者が育っていないんですね」(ある音楽関係者)

※女性セブン2012年5月10・17日号

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