ドジをしたときにかわいく愛きょうを振りまく「てへぺろ」が日本では人気だが、韓国にもこれと似た言葉が流行中である。それは、「プインプイン」というものだ。
「てへぺろ」は絵文字にすると(・ω<)だが、韓国の「プインプイン」を絵文字で表すとლ( ╹ ◡ ╹ ლ)となる。手のようなものが見えるのは、この「プインプイン」をするときの仕草に関係するそうだ。韓国に詳しいライターに聞いた。
「プインプインという言葉は、もともとは韓国の人気シチュエーションコメディの『ハイキック3 短足の逆襲』というドラマの中から生まれました。その中に出てくるスジョンという役の女の子が甘えて使っていた仕草がかわいいと評判になり、K-POPアイドルなどにも広がりました」
T-araのジヨン、少女時代のテヨンなど、日本でも人気のアイドルたちもこのプインプインでファンを魅了しているという。もちろん女性だけでなく、SUPER JUNIORやMBLAQなどの男性アイドルもこのしぐさで愛きょうをふりまく。
「もともと、韓国では“エギョ”と言って愛きょうをわざと振りまくお約束みたいなものがアイドル文化の中にあるんです。日本で言うと、ぶりっこに近いですかね。プインプインは、そんなエギョにぴったりで、瞬く間に流行しました。しぐさとしては、ほっぺたの横で両手をグーの形で握って、プインプインと言いながら動かすんです。最近は日本でもローラがこのプインプインを使ったようで、K-POPファンの間では話題となりました」
「てへぺろ」にかわる流行語として、この「プインプイン」が台頭する日も近い!?