女性タレントの「人気」と「勢い」のバロメーターはテレビコマーシャル(CM)だ。高額な宣伝費を注ぎ込むスポンサーは当然、厳しい目で彼女たちを「値踏み」する。本誌が入手した極秘資料で、テレビを彩る美女たちの“最新のお値段”が丸見えになった。
前年比3倍超という恐るべきギャラアップを果たしたのが、弱冠7歳の芦田愛菜である。
人気ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で鈴木福くん(7)と共にブレイクした愛菜ちゃんだが、これまでの子役と違うのは「一発屋」で終わらないところ。2011年のCM契約は15本! ギャラが6500万円(推定)にハネ上がっても、オファーはいまだ引く手あまた。「子供だけでなく、母親世代、購買力の強い中高年にも幅広く人気があるうえ、スキャンダルの心配も皆無」(食品会社宣伝担当者)と重宝がられている。
キー局のスタッフがいう。
「彼女はちょうど乳歯が生え替わる時期で、撮影には“入れ歯”をして臨んでいる。そのプロ意識は40代のベテラン女優を感心させるほど。コミュニケーション能力も高く、ある番組の楽屋では久本雅美さんと恋愛話で盛り上がっていた(笑い)。当分、彼女の栄華は続きそうですよ」
※週刊ポスト2012年5月18日号