女性タレントの人気のバロメーターであるテレビコマーシャル(CM)。ギャラがアップする美女もいれば、ダウンする美女もいる。本誌が極秘入手したギャラの資料からみてみよう(金額は推定)。
サントリー「角ハイボール」で小雪の後釜に座った菅野美穂(34・前年実績5000万円→今年度出演料5000万円)や、ドラマ『ストロベリーナイト』が好評だった竹内結子(32・同4500万円→4500万円)は堅実だ。
藤原紀香(40・同4800万円→3800万円)、篠原涼子(38・同4500万円→3000万円)、米倉涼子(36・同4200万円→3100万円)など、アラフォーの重鎮たちが軒並み数字を下げるなか「カムバック賞」に輝いたのが松嶋菜々子(38・同3000万円→4300万円)だ。理由はいうまでもなく視聴率40%超えを記録したドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)だ。
日本テレビ社員がいう。
「あの作品の視聴率が松嶋さんのタレント価値を再び押し上げたのは間違いないが、無視できないのは、彼女がプロデュースし、番組HPで販売した6万5000円のバッグがバカ売れしたことです。社内では、1000万円近いカネが松嶋サイドに入ったのではと噂ですよ。おそらくスポンサーサイドでも“まだまだ松嶋ブランドは使える”ということになり、出演料も高騰しているのでしょう」
タレントの浮沈はCMで分かる。さて来年の今頃、笑っているのは誰だろう。
※週刊ポスト2012年5月18日号