日本のニュースサイトの代表格ともいえる存在がヤフー・ニュースだが、その中でもヤフーのトップページの1コーナー「ヤフー・トピックス」は多くの人に見られ、その日の話題に大きく影響する。流通ジャーナリストの金子哲雄氏が、その威力を実感した体験を語る。
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先日、ニュースサイト『NEWSポストセブン』に載ったぼくの記事「“2着目は半額”の割引紳士服 本当に得か流通専門家が解説」が、ヤフー・トピックスに転載されました。スゴかった、反響が。
翌朝、記事を関西のラジオ番組やニッポン放送「垣花正あなたとハッピー」で取り上げてくださったこともあり、ツイッターで瞬く間に広まったんです。ぼく自身はまったく知らずに、仕事先で「金子さん、ヤフトピに出てたね」といわれて初めて気づいた次第。
ツイッターのコメントは「勉強になった」とか「金子もまともなこというんだな」とか。しかし「ホントのこといわないでください」という匿名メールも15通ぐらい届きました。
その後も記事はgooなどのポータルサイトに次々と登場。ネット上では転載が転載を呼び、ツイッターがツイッターを呼び、あっという間に拡散する。その速さと威力を実感したヤフトピ登場体験でした。
※女性セブン2012年5月24日号