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枕が合わないと肩こり、頭痛、骨粗鬆症、うつ病などの原因に

 人生の3分の1を占める睡眠に深くかかわる「枕」には快眠のための秘訣がいっぱい。その重要性と理想の条件を16号整形外科(神奈川県)の院長・山田朱織さんに聞いた。

「1974年に発見された最古の人類アウストラロピテクスの化石から石を砕いた枕が見つかりました。つまり、人間は頭蓋骨を支える背骨の構造上、寝たときに頸椎を支える枕が不可欠だったんです」

 胸椎には肋骨、腰椎には骨盤があるが、頸椎は何も支えがなく不安定。睡眠時に首を支える枕が合わないと、頸椎への圧迫や筋肉の緊張と血流悪化で、肩こりや頭痛、腰痛、不眠、肩痛、いびき、頸椎ヘルニア、無呼吸症候群、骨粗鬆症、うつ病まで、幅広い症状を引き起こす可能性があるという。

「理想の枕の条件は首に負担をかけない最適な高さと、しっかり支える硬さ、寝返りしやすいフラット構造が3原則。体に軸が通り、コロコロと楽に寝返りがうてることで1晩30~40回の寝返りを促して、血液やリンパ液、関節液が滞るのを防ぐ点も重要」(山田さん)

※女性セブン2012年5月24日号

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