いま、美に敏感な人たちの間で、旬の果物や野菜を使った手作りジュース&スムージーがブーム。そこで朝食にぴったりのお手軽レシピを、専門家に提案してもらった。教えてくれたのは、長寿研究の第一人者で順天堂大学大学院教授の白澤卓二さん。
白澤さんの専門は、寿命制御遺伝子の分子遺伝学など。著書は『最新決定版 100歳まで元気! 簡単5分の病気にならない朝食ジュース』(徳間書店刊)などがある。
「体の長寿遺伝子は腹七分目で活性化します。つまり、長生きするにはカロリーは控え、栄養を効率よく摂ることが大切。そのどちらも簡単に叶えられるのがジュース。野菜や果物を丸ごと使ったジュースは、ビタミンをはじめ、消化や代謝を助け、生活習慣病を予防する酵素も効率よく摂れます」(白澤さん)
ジュースと長寿の関係について指摘する白澤さんおすすめのジュースのレシピを2つ紹介しよう。
※分量は、すべて2人分。
【りんごとにんじんのジュース】※にんじんのβカロテンとりんごの皮のアントシアニンで動脈硬化予防
【1】りんご1個とにんじん50gはよく洗い、皮をむかずに一口大に切る。
【2】【1】と、りんご酢小さじ1、はちみつ・レモン汁各大さじ1/2、水200mlをミキサーにかける。
【いちごとバナナの豆乳ジュース】※豆乳のイソフラボンで老化防止バナナのビタミンB6で代謝アップ
【1】いちご10粒は、よく洗ってヘタをとる。
【2】バナナ1本は、皮をむいて輪切りにする。
【3】と、豆乳150ml、はちみつ大さじ1をミキサーにかける。
※女性セブン2012年5月24日号