セブンズクラブのアンケートでは、85%の人がダイエットに苦労している一方で、実は7%の人がしっかり食べても太らないと回答している。はたしてその理由はどこにあるのか。女性学研究者で、シャンソン歌手の田嶋陽子さん(164cm、62kg)が太らない秘訣を教えてくれた。
「7時の朝食はおかず9品にフルーツジュース。お味噌汁も具だくさんで、エネルギー充満。正午にもしっかり食べ、夕食は18時には食べ終えます。20年前、テレビの討論番組に出始めたころは、悔しさを紛らわすのにお酒を飲んで、おかゆばかりすすっていたら、ストレス太りで体重73kgに。
でも60才のとき、雑穀米を食べるようになったら、毎朝、それはもう、きれいなうんこが出るようになってびっくり。体重がみるみる落ちて、いまは62~63kgをキープしています。
女性は、他の人の脚を見て自分も細くなりたいとか、この人に好かれたいとか、人生がゆらぎやすい。苦しいときは自分の根っこに戻るつもりで伝統和食を食べてみては。しっかり食べて、しっかり出す。そうすれば自分に見合う体形になれるし、気持ちも強くなり、人生の次のステップに進めると思います」(田嶋さん)
そんな田嶋さんは現在、月3回以上、歌の舞台に立つ。
「大腸は『精神の鏡』だと思って、毎日うんこをよく観察します。色形が悪ければ食事や生活を見直して、もちろん舞台に立つ日はスッキリ!」(田嶋さん)
※女性セブン2012年5月31日号