現在もリハビリを続けられる天皇陛下が、皇后陛下とともに東京・羽田空港から英国へ向かった16日、確執が取り沙汰される東宮家と秋篠宮家の両夫妻が久しぶりに顔を揃えた。
雅子妃の話に耳を傾ける秋篠宮殿下、その姿を見守る紀子妃。一同で笑みを浮かべる場面も見られた。
4人が公の場に揃って、現われるのは1月2日の一般参賀以来。他には、4月28日に陛下の喜寿を祝う昼食会に両家が出席されている。
「雅子妃が公務に出席されたのは昨年11月。以来、 雅子妃と紀子妃の不仲が報じられたことも。2月に陛下が心臓バイパス手術を受けられた際にも、真っ先にお見舞いを申し出た紀子妃の意向に“序列”を重んじる雅子妃が不快感を示したというのです」(皇室関係者)
そんな関係にご心痛という両陛下を無事、笑顔で見送ることができた両夫妻。このような温かい関係が見られる機会が、少しでも増えることを国民も願うばかりだ。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2012年6月1日号