「あのおっぱいを拝むだけでも映画を観る価値がありますよ!」
息を弾ませるのは、試写を観た男性。5年ぶりの主演作で解禁された女優・沢尻エリカ(26)の“初ヌード”についての感想だ。
岡崎京子原作の漫画『ヘルタースケルター』を、蜷川実花監督で実写化(7月14日より丸の内ピカデリー他全国ロードショー)。沢尻が演じるのは全身整形で究極の美を手に入れるも、手術の後遺症や芸能界のストレスに蝕まれていくヒロイン。愛欲にまみれた激しい男女の絡みや同性愛の描写にも体当たりで挑んだ。
「冒頭の絡みから度肝を抜かれました。時間にして約10分はあったかな。沢尻の乳房がわし掴みにされ、舐められ、官能的に喘ぐ。ピンクの乳輪が露わになると観客一同息をのみました。着衣の濡れ場もまたすごくエロい。鬼気迫る沢尻には圧倒され通しで、意気込みの強さを感じましたね」(同前)
目を見張るのは、官能的なシーンだけではない。全編にわたり、役柄が憑依したかのような入魂の演技に、「間違いなく沢尻の代表作になる」と評価も高い。
※週刊ポスト2012年6月1日号