家庭教師と生徒の母親が付き合うと“禁断の愛”のにおいがしてくるが、大学2年生の家庭教師にドキッとしたのは13才の息子を持つ46才主婦のS.H.さん。彼女のときめきエピソードを聞いてみよう。
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塾のすすめで、中学1年生の息子に家庭教師をつけたんです。やってきた先生は、大学2年生の男の子で、向井理くん似の爽やか系。息子より私が喜びましたね(笑い)。
教えてもらうのは3時間。けっこう長いので、休憩にとおやつを差し入れたら、「時間内は勉強しますから」と断られてしまって…。でも、そんな真面目な態度も好印象。それで、勉強後に私も含め、3人でおやつタイムをとるのがお決まりになったんです。
勉強後の先生は、緊張感から解放されたせいか、いつもにこやかで、「その服の色は、今年の流行ですよね。お似合いです」なんて、主人が気づかないところまで褒めてくれるんです。
先日は、張り切って手作りのおやつを出したら、「S美さん(私のこと)の料理を毎日食べられるTくん(息子のこと)がうらやましい」なんてベタ褒め。普段褒められることが少ないから、社交辞令でも嬉しくって。
しかもいつの間にか下の名前で呼ばれていたんです!! この年になると下の名前って、呼ばれないから、呼ばれるたびにドキッとしちゃって、なかなか慣れません~。
先生が来る日は、オシャレとおやつに気合を入れるようになったので、最近では、息子まで、先生に対抗意識を燃やして、「こっちの口紅のほうが似合うよ」とか「今日のおやつより、昨日食ったロールキャベツのほうがうまかったし」なんて、いい出す始末…。ちょっとしたモテ気分を満喫しています(笑い)。
※女性セブン2012年5月31日号