離婚協議中の宮沢りえ(39才)、夫の借金問題に揺れている小池栄子(31才)、そして赤西仁(27才)との電撃できちゃった婚で夫婦ともに活動休止状態にある黒木メイサ(23才)…。全38人の出演者の中には、そんな渦中の人も多数いることもあって、朗読劇『宮沢賢治が伝えること』(6月3日まで)が話題となっている。
1ステージに3人が出演し、宮沢賢治の代表作を朗読するのだが、その公演でいちばん人気のチケットとなったのが5月30日の昼・夜2公演。発売3日後には売り切れ、ネットオークションでは4800円のチケットが3万円弱で落札されていた。
そのステージに立つのが、鈴木京香(43才)と堤真一(47才)だ。かつてふたりは日本中の公認カップルで、結婚秒読みといわれていた。そのふたりが、11年ぶりに顔を合わせることになった経緯は少々複雑だ。ある舞台関係者が語る。
「この朗読劇は、いわば突貫工事のような形で企画されました。キャスティングもごく限られた時間の中で行われたそうです」
というのも、当初は寺島しのぶ(39才)の舞台が予定されていたのだが、2月に妊娠が発覚。降板せざるをえなくなり、舞台そのものが中止となった。その代案として急浮上したのがこの朗読劇だった。
「主宰は堤さんが所属する事務所で、舞台制作にも定評のある『シス・カンパニー』です。5月に始まる舞台ですから、とにかく時間がなかったのですが、代替公演とはいっても、寺島さんの舞台に見劣りするものは作れません。特にキャスティングには知恵と労力をかけたそうです」(前出・舞台関係者)
※女性セブン2012年6月7日号