国内

訪英終えた天皇皇后両陛下のハードな日程に体調心配する声も

 エリザベス女王即位60周年祝賀行事にご出席のため訪英されていた天皇皇后両陛下は、約12時間に及ぶフライトを終え、5月20日昼過ぎ、政府専用機で帰国された。

 羽田空港には、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、秋篠宮家の長女・眞子さまら皇族方が出迎えられた。タラップを降りた両陛下は出迎えたひとりひとりと笑顔で言葉を交わされたのだが、美智子さまが雅子さまの前に立たれたときのことだった。

「美智子さまのほうから雅子さまに“その後、お体は大丈夫なの?”と体調を気遣われたそうです。本来ならば、お出迎えする側の雅子さまが、美智子さまのご体調を案じられるのが普通ですから、雅子さまは恐縮しきりで、何度も何度も丁重に頭を下げられていました。

 この言葉には、英国訪問という大きな公務を終えられた美智子さまの“これからはあなたたちの番ですよ。しっかり頼みますよ”というバトンタッチの意味が込められていたような気がしてなりません」(皇室関係者)

 今回の訪英で、女王との友好をさらに深められた両陛下だが、その一方で現地ではかなりのハードスケジュールだったため、お疲れは色濃く残られているという。

「しかも帰国の機内では、おふたりともあまり眠れなかったようです。今後、どっとお疲れが出ないか、周囲は心配しているようです」(前出・皇室関係者)

※女性セブン2012年6月7日号

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