空前のウォン安の追い風を受け、海外旅行人気渡航先No.1の韓国。女性は韓国旅行で『食欲・物欲・美欲』の3つを満喫するというが、いまや男性もそんな韓国の魅力を存分に享受できる時代になった。
安くてうまい焼き肉は当たり前、薄毛防止の頭皮エステやメタボ対策のアンチエイジングエステなど、日本では気になりつつも二の足を踏んでいる場所も、気軽に挑戦できるのが韓国だ。
韓国観光公社が公表した2011年の日本人訪問者数は、約329万人。前年比8.8%増を記録し、総数では中国に続いて二番目に多い。少女時代やKARA など韓流スター人気に加え、円高の恩恵もあって日本人にとって旅行先の韓国は根強い人気がある。羽田空港から2時間半、国内旅行と同じくらい気軽に、もしくはそれ以上に経済的にショートトリップできるのも魅力だろう。
そしてショーパブなどのセクシースポット、カジノ、実弾射撃、ボーイにチップを払えば、年齢問わず合コンをセッティングしてくれるバー、歴史好きには宮殿や世界遺産めぐりなど、大人の男の遊びスポットはまだまだある。単身の出張、家族旅行で行って女子供に置いてけぼり、なんてときにも男ひとりで十分楽しめる街なのだ。
撮影■Choi Jae Sik
※週刊ポスト2012年6月8日号