大阪市の入れ墨騒動は、第2ラウンドを迎えようとしている。前回は、教職員らを除く全職員約3万3000人を対象に記名調査を実施したが、第2弾として教職員への調査が行なわれる可能性があるという。
これまで5人の職員に入れ墨を彫ってきたという大阪在住の彫師H氏は、この第2ラウンドに向け、気になることを明かした。H氏は過去に何人もの職員に入れ墨を彫った「御用達彫り師」である。
「私は入れ墨を彫った先生を何人も知っています。彼らが調査対象になれば、今以上の騒ぎになるでしょうね」
入れ墨問題は収束に向かうどころか、ますます紛糾しそうだ。
※週刊ポスト2012年6月8日号