韓国勢が「中京テレビ・ブリヂストン・レディス(5月20日最終日)」まで3週連続優勝。賞金ランクも上位6人中5人を韓国人が占める女子プロゴルフ。日本人の体たらくが影響してか、テレビ局関係者は「最終日の中継の視聴率が平均5%にも届かず、スポンサー離れが心配」と悲鳴を上げている。
そんな中で、昨季限りで引退し、スポーツキャスターに転身した古閑美保(29)に熱い期待が集まっている。
「古閑がリポートをした試合は視聴率が高い。会場では出場選手より古閑にサインを求めるファンの方が多い。人気低迷の救世主として、現役復帰してほしいという動きが起きているんです」(トーナメント関係者)
冗談かと思いきや、ヨタ話ではないのだとか。
「引退したのにメーカーとの契約は延長されているし、本人は都内のジムでトレーニングを続けている。引退の原因は手首の故障だが、テレビ番組では現役時代と変わらぬ豪快なドライバーショットを放っています」(テレビ関係者)
プライベート事情もゴルフへの未練を高めているという。昨年、熱愛が報じられたダルビッシュとは距離が広がるばかり。
「古閑はロンドン五輪のリポーターなどで忙しく、渡米する時間もない。ダルビッシュも、もはや古閑のことは無関心。最近は連絡も途絶え気味らしい」(前出・テレビ局関係者)
古閑と親しい女子プロはこう証言をする。
「去年までは仲のいいプロと転戦先での合コンに精を出していたが、もう誘われなくなったみたい。“引退したら出会いが少なくなった”と嘆いていた」
失礼ながら、古閑の魅力は“ゴルフをやっていてナンボ”ということか。
プロ資格は永久に失効することはなく、通算12勝の古閑は歴代優勝者枠や推薦での出場も可能。古閑が優勝した大会のスポンサー企業幹部は、「勝てなくてもいい。古閑さんが出たら話題になる」と大歓迎だ。
古閑の所属事務所は、「一度落ちたテンションを元に戻すのは大変ですから……」というものの、「ありがたいことに、スポンサー様から復帰の誘いはありますよ」と含みを残す。韓国勢に征服されそうな日本ツアー。古閑が“ジャンヌ・ダルク”として電撃復帰する日は近い!?
※週刊ポスト2012年6月8日号