5月22日の開業以来、連日、大賑わいの東京スカイツリー。すでに行ってきた人もいるだろう。苦労して東京の新名所・スカイツリーに行ってきたからには、周囲に「行ったぞ」と話したくなるもの。
しかし、聞き手にうんざりされることなく話すのはなかなか難しい。 コラムニストの石原壮一郎氏がこう大人の作法をアドバイスする。
「高度経済成長期に建てられた東京タワーとは違い、スカイツリーは成熟社会に突入した日本の象徴のようなもの。だから『たまたまチケットが取れたから行って、天望回廊に昇ってきました』くらいの余裕を持って話してほしい。酒の席で、『バカだよね、3500円も払ってさ』と、愚かな自分をスカイツリーをネタに笑ってもらう。これがスカイツリーに行った正しい自慢の仕方です」
※週刊ポスト2012年6月8日号