爽やかな青空が広がった5月26日、午前8時半過ぎ。東京・四谷の学習院初等科におひとりで登校してきた愛子さまは、この日は毎年恒例の全校参観日。例年だと6月の「父の日」に合わせて行われていたが、今年は1か月早まった。
愛子さまの登校から20分ほどがたった午前9時近く、皇太子ご夫妻がご来校。雅子さまが初等科に姿を見せられたのは、2月に行われた「二分の一成人式」以来、約3か月ぶりで、愛子さまが5年生に進級されてからは初めてのことだった。
この日の愛子さまは、笑顔が絶えず、休み時間にはお友達との会話も弾まれていたという。
「5年生に進級されてから、愛子さまはとても明るくなられたように感じます。表情が豊かになられたというか、委員会やクラブ活動など、さまざまな活動を通じて、高学年としての自覚が芽生え、こちらにも前向きな気持ちが伝わってくるようです」(学習院関係者)
この愛子さまの“変化”にはお友達が大きく影響しているという。
「これまで愛子さまは幼稚園時代から一緒だったお友達と仲良しグループを作られていて、学校生活のほとんどを、そのお友達と過ごされてきました。
しかし、4年生で管弦楽部に入部されてからは、そのメンバーとも仲良くなられて、いままで以上に友達の輪を広げられているんです。その結果、多くの友達とコミュニケーションを取る機会が増え、積極性もどんどん出てくるようになられました」(前出・学習院関係者)
それと同時に雅子さまにも変化が……。
「子供の友人関係が変われば、当然、母親のママ友の輪も広がっていきます。雅子さまも、これまで話されることの少なかった、初等科から学習院にはいられたお子さんのママたちともコミュニケーションを取られるようになっています」(前出・学習院関係者)
同伴登校終了以降、雅子さまは気力が衰える状態になられ、東宮御所に引きこもられているといった報道もあった。それだけに、この広がったママ友の輪が、雅子さまの本格的ご公務復帰への足がかりとなることを祈りたい。
※女性セブン2012年6月14日号