『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子といった様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を展開する。現在、本サイトでは6月1日に配信された17号より「吉田豪の今週のオピニオン」を一部公開中。再ブレイク中の坂上忍に、プロインタビュアー・吉田豪氏が激しく切り込む!
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「ブスと仕事が嫌い」とあっさりと言い切る坂上忍。子役としてスタートした芸歴は今年で42年。芸能界の酸いも甘いも知り尽くした坂上が、自身の結婚式について過激トークを連発する。
──結婚のことですが、スチュワーデスをナンパして、数回しか会ってないのに結婚したんですよね。
坂上:ホント、何やってたんですかね? 結婚式前夜もバチェラーパーティー(※)を朝までやってました。ストリップとか行って。その足で教会にお客さんをお迎えしたんですけど、僕は二日酔いじゃなくて酔ってたんで。
(※)新郎の独身最後の日を、独身者たちと祝うパーティー
──ああ、二日酔いどころじゃなく、普通に酔ってた(笑)。
坂上:酔ってて。それでバスが来て向こうのお客さんが降りてきたら、当たり前の話なんですけどみんな真面目そうな感じで。で、ウチのお客さん、母親、野々村真も含めてみんな酔ってたんで。
──ダハハハハ! 野々村真さんもバチェラーパーティーにつき合ったんですか?
坂上:あの人、しかもひとりで来ましたから。
──奥さん抜きで。
坂上:はい、すごい楽しみにしてたんで。でもひどいのは、バチェラーパーティーの取っ掛かりで晩飯を食ってカラオケ行くってなって、そしたらマコちゃんが「俺が持つし、知ってるカラオケ屋あるから」って言って、ハワイで知ってるとこあるんだと思って。そしたらワイキキの有名なところかなんか知らないですけど、そこに連れてってもらったら、「…あなた誰?」みたいな扱いされて。全然顔パスじゃないの(笑)。
「和田アキ子知ってるだろ?」「和田アキ子さんは知ってる」「だから野々村だよ! あのときアッコさんに連れてきてもらった野々村だよ!」「あなたのこと知らない!」って、それでホントに入れてもらえなくて。
で、コーディネーターの人が行きつけにしてるカラオケボックスまで行って。みんなでなだめてたんですよ、ホントに怒ってたから。「知らねえわけねえんだよ!」って言ってるから、「もういいから」って。で、カラオケで盛り上がってたのに、あのオッサン、「やっぱり許せない!」って、さっきの店にまた戻ったんですよ、ひとりで。「俺のこと知らないはずがない!」って言って(笑)。
コーディネーターの人が付き添ったんですけど、陰で店員に「とりあえず知ってるって言ってくれ」って言って、やっと「知ってる知ってる」って言ってくれたらしいんですよ。
──面倒くさいですからね(笑)。
坂上:そう、それで上機嫌で戻ってきて。バカだなこの人と思って(笑)。
【坂上忍 公演情報】
『SHINOBU’s BRAIN IN THE SOUP HALF2』
作・演出:坂上忍
2012年6月26日(火)~7月8日(日)下北沢「劇」小劇場にて公演。
前売りチケットは絶賛発売中。
詳しくは『坂上忍オフィシャルブログ』をご覧ください。
※メルマガNEWSポストセブン17号