男は何かと食べ物やお酒に対するウンチクを語るものですが、けっこうアテにならないことも多く…。ビール通を自称しているのに、実は舌バカだった夫(40)を持つ結婚3年目のWさん(33才)の証言。
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「私の体はワインでできているの」といった女優に対抗して「オレの体にはビールが流れていて、ときどき放出する」って、バカなことをいっては、カカカカと上機嫌のわがダンナ。
毎日必ず350ml缶を3缶は飲むんです。
「ビールは○○。ほかのビールとのど越しがまるで違うもんなぁ」と、婚約中から耳にタコができるほど、こだわりっぷりを聞かされてきましたが、最近、実はビールの味がわからないことが判明しました。
ビールの半値以下の発泡酒をグラスについで出したら、いつもとまるで同じ。「うっ、うっめぇーっ」と泡ヒゲつけて喜んだんです。
「じゃ、あんたの収入も減ったことだし、明日からコレね」と発泡酒の缶を見せたら「オレをだましたなぁ~」って怒ること怒ること。
うちのダンナってほんとバカです。そのとき「わかった。じゃ、これから発泡酒もビールって呼ぼうよ」と提案したら「それならいい」ですって。それ以来ビール色してシュワシュワと泡が出てホロ酔いするものをわが家では“ビール”と呼ぶようになりました。
※女性セブン2012年6月14日号