プロ野球の交流戦が盛り上がっているが、ヤクルト、広島の自滅で3位に浮上した阪神・和田豊監督は、思考回路がショートしたのか、“操り人形采配”と呼ばれ始めた。
「吉田義男氏、小山正明氏など、阪神のOB評論家がスポーツ紙でいうことを、忠実になぞっているフシがあるんです。不振のブラゼルを外せと書けば2~3日後のオーダーはその通りになる。大和を起用すべしと書けばやはり実行。貧打解消のため新井一塁、関本三塁でいけといわれれば仰せのとおり……(笑い)」(阪神番記者)
が、5月27日の西武戦での、桧山のスタメン起用には誰もが仰天した。
「右翼での先発出場は4年ぶり。どこかでOBが進言したのかとスポーツ紙面を探してしまいました(笑い)。ところが桧山は無安打で途中交代。結局、何を意図していたのかはわからず仕舞いでした」(同前)
※週刊ポスト2012年6月15日号