本日6月6日、AKB48の選抜総選挙が実施される。大島優子がトップに返り咲くのか? それとも、ビッグサプライズが起こるのか? AKB48だけでなく、SKE48、NMB48、HKT48も含めた過去最多の237人もの候補者のなかから、頂点に輝くのは誰か。今年も話題を集めている。
そんななか、SKE48の今出舞(19)が5月31日をもって、ひっそりと卒業した。
「上から読んでも下から読んでも、いまでまいです!」というキャッチフレーズで、ファンにも親しまれた彼女。残念ながら、研究生のまま、選抜メンバーに選ばれることもなく卒業となってしまったが、常に明るさを忘れないキャラクターは研究生の鑑となっていた。SKE関係者がその素顔を明かす。
「3期生として2009年11月にデビューしてから2年半、ずっと研究生というのは相当辛かったはず。自分より後に入ってきたメンバーが、どんどんチームに昇格し、選抜メンバーにも選ばれていくわけですからね。彼女はそんな状況にもめげず、常に周りを笑わせていたし、叱咤激励もしていた。
2002年のサッカー日韓W杯で控え組にもかかわらず、チームの精神的支柱となったゴン中山(雅史。現・コンサドーレ札幌)のような存在でしたね。
あの明るさは、回文になっている名前が関係しているかもしれません(笑)。彼女いわく、『名前は父親が遊び心で決めたんですよ。漢字は適当です』と笑いながらいっていました」
地元・大阪から名古屋まで通ってレッスンに励んでいた彼女。まだNMB48が誕生していなかったこともあり、SKE48に応募したわけだが、周りはほとんど名古屋圏からの女の子ばかりだった。
足のケガを負い、「このままでは公演に支障をきたしてしまう」という責任感から卒業を決めた。今後は女優を目指すという。SKE48での下積みが、いつか花開くはずだ。