セ・パ交流戦まっただなかのプロ野球。スタジアムには、伝統の味、選手プロデュースメニュー、ご当地グルメなど、球場ならではの“球場メシ”が存在する。
阪神タイガースの本拠地、阪神甲子園球場には、多彩な名物メニューがずらり。大正13年に登場したカレー、秘伝のソースを使用した焼きそばなど、定番メニューが根強い人気。津ぎょうざや十和田バラ焼きなどB-1グランプリとのタイアップメニューや、網焼きホルモンなど新名物も続々登場。売店巡りで食い倒れるのも一興だ。
あっさりしたものが恋しい夏場に人気が高いのは「串きゅうり」(200円)。きゅうりの浅漬けを1本丸ごと串刺しにした大胆な一品だ。
撮影■小倉雄一郎
※週刊ポスト2012年6月8日号