6月6日に行なわれたAKB48の選抜総選挙で、2年ぶりに1位に返り咲いた大島優子(23)。最近はAKB48だけでなく女優としても活躍中で、ハードスケジュールのなか、ややもすると、握手会などファンとの交流をおろそかにしてもおかしくないものだが、大島の握手会はファンからすこぶる評判が良い。芸能ライターが解説する。
「元々、AKBの握手会では、今回の総選挙で3位になった柏木由紀の評判が高い。ファン一人一人への対応がとても丁寧で『握手会の女王』の異名を持っています。それでも、ファンへの個別対応という意味では、大島優子も負けていません。彼女の握手会での振る舞いは、ある意味『柏木以上』といえるかもしれませんね」
いったいどういうことなのか。大島ファンの一人はこう証言する。
「彼女に握手会で『今度ニューヨーク行ってくるね~』と報告したときがありました。すると、次の握手会のとき、僕の顔を見るなり、『あ~、久しぶり~。ニューヨークどうだった?』と聞かれたんですよ。まさか、そんなこと覚えてくれているなんて思わないですし、めちゃくちゃうれしかったですよ!」
ほかのファンもこう語る。
「私は何回も行っていることもあって、覚えてくれているみたいです。なぜ、そう思ったかというと、顔を見るなり『髪切ったぁ~?』と言ってくれたんですよ。ビックリしましたね。1回10秒程度しかしゃべれないし、普通は忘れますよ。それなのに、覚えてくれていましたからね」
AKB48の場合、人気上位になれば、1日12時間も握手会をこなすメンバーもいる。1日に数千人と触れあうにもかかわらず、キチンとファンのいったことや外見まで覚えているとは、その記憶力には驚かされるばかりだ。今回の総選挙での1位返り咲きの背景には、大島のファンへの地道な対応があるのは間違いないだろう。