2012年下半期、日経平均株価はどう推移するか。カブ知恵代表・藤井英敏氏は、こう分析する。
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仏大統領選、ギリシャの総選挙に続き、中国のトップ交代、米大統領選などが控え、年後半も世界の政治状況は流動的となるだろう。そのため、年内はマーケットも様子見となり大きな動きは想定しにくいので、日経平均株価も横ばいのトレンドが続きそうだ。
よほどの悪材料が出ない限り、下値は8000円を割り込むことはなく、かといって上値も1万円を超えてくるような展開は期待薄で、8000~9500円のレンジでの推移が続くと見る。
※マネーポスト2012年夏号