夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(50歳)が通信メーカー勤務の奥様(47歳)からの相談。ご主人はトイレでワイルドさを発揮しています。
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「便器のまわりや床が汚れるから、オシッコは座ってやって」と毎朝のようにいうんですが、主人は「そんなことしたら、出る物も出ないよ」と、立ったまま排尿し、オシッコを撒き散らしてます。
大きい方も便器に座りません。子供の頃の和式での習慣が抜けないらしく、両足を便器カバーの上に乗せ、和式のように使っているんです。結婚して、主人がそうやっているのを見た時は本当にビックリしました。
「おかしいわよ」と指摘しても、「ベッタリとお尻をつけるなんて、男として以ての外だ!」。
でも、寄る年波で、カバーの上に乗っての用足しは、かなりキツイようです。この前なんか、足がふらついたらしく、お尻が便器の中にスッポリと落ちてしまいました。それに懲りて、今は普通の姿勢ですが、お尻を中腰にして便器に触れないようにし、「座ってないからな!」。
トイレから出ると、顔をしかめて腰をさすってる主人。いい加減にしたら!?
※週刊ポスト2012年6月22日号