たとえば3月初旬のある夜はこんな感じだった。都内の超高級ホテルの中にある中華料理店をひとりで訪れると、前菜をつまみにビールを飲み、最後は五目あんかけ焼きそばを食べて部屋へと帰って行く。
また4月中旬の早朝には、同じホテルのフランス料理店で朝食をとり、仲間とゴルフへ。さらに5月中旬の午後には、眠い目をこすりながら手ぶらでこのホテルから出かけて行った。
そして6月初旬には、前出のフランス料理店のテラス席で友人の佐藤浩市(51才)とランチを楽しんでいた。
この春ごろから、とんねるずの木梨憲武(50才)は、長期滞在契約をしているホテルで、そんな生活を送っている。スタッフや友人が一緒にいることはあっても、そこに妻・安田成美(45才)や子供たちの姿はなかった。
「ホテルに出入りするときはいつも手ぶらで、従業員も当たり前のように“いってらっしゃいませ、木梨さま”“お帰りなさいませ、木梨さま”っていうんですよ。すっかりホテルの住人になっていますよね」(同ホテル関係者)
都内の高級住宅街にある約400平方メートルもの広大な土地に建てられた地上3階、地下1階の豪邸。その自宅から車でわずか5分ほどのところに、現在木梨が生活しているホテルはある。“おしどり夫婦”といわれてきたふたりに一体何が起きているのだろうか。
1994年に結婚した木梨と安田は、2男(16才と13才)1女(9才)の3人の子供をもうけた。しかし、夫妻を知る人物は「ふたりはもともとすれ違い夫婦だった」と証言する。
「成美さんは結婚しても仕事を続けることが条件だったんですが、結婚してすぐに子供ができたんです。彼女は仕事を休んで子育てに専念していたんですが、憲武さんは仕事も遊びも、結婚する前とほとんど変わらずでした。そんななかで何度も危機はあったそうですよ」
※女性セブン2012年6月28日号