ライフ

男性に酒ねだる女性客に42才男「酒は自分の金で飲もうぜ」

 酒は楽しく飲みたいものだが、楽しくしようと配慮をするあまり、逆に場が白けてしまうことも。白けさせることに関しては天才的な才能を見せる夫(42才)を持つ東京都在住のFさん(42)の悩みは尽きないようです。ご近所さんからもイヤミを言われているのだとか。

 * * *
 田舎の親戚の法事とか、熱を出したとか、よほどのことがない限り、会社帰りは必ず立ち飲み屋さん。生ビール2杯とおつまみ1品で1000円の“ほろ酔いセット”の常連なのよ。 ほかに趣味らしい趣味がないダンナだから、立ち飲みに通うことをどうこういうつもりはない。ていうか、どうこういってるのはダンナのほう。

「男はな、ここって決めたら浮気はしないもんだ」から始まって、「常連客は客の代表だが、店の立場も考えてやらなくちゃならん」だの、「立ち飲みに1時間以上居座るのはヤボ。サッと飲んでサッと帰るのが客のタシナミ」だの、私の弟とか会社の後輩にゴタク並べるからイヤになっちゃう。

 最近、ご近所のHさんから聞いて知ったんだけど、あの飲み屋でうちのダンナ、“風紀委員”っていわれてるんだって。頼まれもしないのに“飲みルール”を作っちゃって客のマナーチェックをするから。Hさんがこういうの。

「潔癖性なんでしょ? 女性客にビールとかおごったりする男性客は大嫌い。男性客にお酒をねだる女性客はもっと嫌いで、目撃すると“おう、酒は自分の金で飲もうぜ”ってガツーン」

 Hさんもダンナにやられたそうで「確かにさ、いってることはゴモットモなんだけど、オタクのダンナがいると酒がまずくなるって帰っちゃう客もいるし“ナンだ、この野郎。表に出ろ”って怒り出す人もいるのよね」っていうの。

 それだけじゃない。隣に立つ客のヒジが当たると、「狭い店なんだ。気ぃつけような」とジロリとにらむ。つまみの漬物の端っこが残っているのに店の人が皿を下げようとしたら「おう、何すんだ」ってひったくる。

 Hさん、よほどウップンがたまっていたみたい。ダンナの悪口、いい出したら止まらなくなっちゃった。

※女性セブン2012年7月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト