小沢一郎衆議院議員(70才)の妻・和子さん(67才)が支援者に宛てて書いたとされる手紙が6月21日号の『週刊文春』で公開された。そこには夫への非難と離婚に至る経緯が綴られている。
ふたりが結婚したのは1973年10月、初当選4年後のこと。小沢氏の師である故・田中角栄元首相が進めた縁談だった。和子さんは田中氏の後援会の大幹部の娘だったため、いわば政略結婚だったという。結婚後は、まだ新人議員だった夫の選挙活動を支えるため、和子さんが地元の岩手・水沢市(現・奥州市)を奔走した。
そんな和子さんを失ってしまう小沢氏。今後はどんな影響があるのだろうか。事情を知る政治ジャーナリストはこう話す。
「もともと小沢さんは地元に帰らない政治家ですから、これで和子さんが離れてしまったら地元はガタガタでしょう。小沢さんは消費税増税法案に反対していますが、法案は野党の協力によって成立すると見られ、小沢さんの求心力低下は避けられません。早ければ年内に選挙があるといわれるなか、和子さん不在の影響は小さくないはずです」
※女性セブン2012年7月5日号