現在、月9ドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)で主演を務める嵐の大野智(31才)。“嵐のメインボーカル”を務め、大ヒット連発の嵐サウンドにはなくてはならない存在として君臨。
さらにアーティストとしての顔も持ち、2008年には自ら描いたアート作品を集め、ジャニーズ初の本格的個展を開いたり、昨年の24時間テレビではチャリティーTシャツのデザインを担当した。
大野はジャニーズ入りも、好奇心旺盛な本人の希望と思いきや、これは母ちゃんが勝手に履歴書を送ったのがきっかけだった。それを知った大野は「そんなの困る!」と反発したのだが、母ちゃんに「どうせあんたが受かるわけないでしょ!? ダメ元でやってみなさい!」と一喝され、渋々受けたところ合格したという。振り返ってみれば、これが人生を大きく変える“母ちゃんの言葉”だった。
もしかしたら母ちゃんは“智が本気を出せば絶対に合格する”という確信があったのかもしれない。
以降の活躍ぶりはご存じのとおりだが、国民的スーパーアイドルとなったいまでも、大野は家族、特に“母ちゃん”を大事にしている。
あるインタビューでは、「地震が起こったら、何を持って逃げる?」という質問をされ、「母ちゃん」と即答したこともある。
いまでも本当に仲がよくて、大野が実家に帰ったときは一緒にテレビゲームをして遊び、ファッションには無頓着な大野に代わって母が洋服を買ってきたりする。お正月には毎年、家族が集まってビンゴ大会を開催したりと、友達やメンバーの誘いより家族との時間を大切にしているのだ。
日頃も母ちゃんとは頻繁にメールをやり取りするという。
「母親からくるメールは…。なんとなくわかる。メールが鳴ったら、“あっ、これ母ちゃんっぽいなぁ~”って。パッと開くと、見事に母ちゃん」
MCを務めるラジオ番組で、そんな母との以心伝心ぶりを明らかにしたこともあった。
ちなみに、メールの内容はというと、母ちゃんがゲームで高得点を出したとか、そんな友達のような内容だという。
※女性セブン2012年7月5日号