ライフ

不倫調査主任 相手と眼を合わさなければ尾行は気付かれない

 昨今、離婚件数の増加とともに、不倫調査が増えているという。不倫調査はどのように行われているのか。リサーチ能力に対する評価の高い、都内にある中堅調査会社の調査主任が、電車での尾行の心得を披露してくれた。

「同じ車両に乗ること。そうしないと乗降が確認できないし、見失ってしまいます。満員電車の場合は、後ろにぴったりつくことだってあります」 (調査主任・以下「 」内同)

 なぜバレないのか。理由があった。

「尾行とは、お尻についていくこと。私たちの視線の範囲に、対象者を置いておけば、10数メートル離れていても大丈夫です。ただ、気をつけなければいけないのは、交差点や角に差し掛かる時。足を速めて対象者のゆくえを確認します。あと、対象者とは目線を合わせません。これは特に重要で、眼が合うと相手に自分を印象付けてしまう。だから、視線はいつも相手の腰辺りをみています」

 調査対象者と眼を合わさなければ、相手は尾行者を認識しない。たとえば、エレベーターに何度か乗り合わせても相手は気づかないのだという。

「4か月間にわたって尾行したケースもありますが、調査対象者は私の存在を知らなかったはずです。尾行者は、地味かつ周囲に溶け込み、違和感のない服装と態度を心がけます。車両班も地味な大衆車のセダンを使います。安全運転を心がけるのは基本中の基本。交通違反でキップを切られている間に、相手を見失ってしまいますからね」

※週刊ポスト2012年7月6日号

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン