病床に伏す愛する妻の薬を手に入れられず、夫・源義朝は、彼女の手を握り締めながら、勇気づけることしかできなかった──。
平均視聴率が13.71%と低迷中のNHK大河ドラマ『平清盛』で主演の松山ケンイチ(27才)より注目を集めるのが源義朝役の玉木宏(32才)だ。冒頭のシーンは、6月24日に放送されたもの。
「見ていて一緒に胸が苦しくなります。玉木さんのきれいな声は、すっとはいってきて、難しい歴史の話も妙にわかりやすい。そんな風に感じているのは、きっと私だけじゃないはず…」(40代主婦)
実際、こういった声が大河ファンの間で急増中。ここ何回かの瞬間最高視聴率を調べたところ、玉木の出演シーンばかりだったという報道もある。そこでNHKが、こんな極秘プロジェクトを進めているという話が聞こえてきた。
「松山さんの演技は、史実に基づいて清盛を描いたために、荒々しく、視聴者には受け入れにくかったようなんですよね。そこで松山さんのシーンを減らし、玉木さんのシーンを増やすことを決めたそうですよ」(NHK関係者)
NHKに尋ねたところ、「そんなことはしていません。それに玉木さん出演分はもうクランクアップしていますしね」との答え。しかし、前出・NHK関係者がこう話す。
「撮影が終わっていても、編集で手をくわえられますからね。あれだけ数字が悪いと、そんなことも考えられます」
※女性セブン2012年7月12日号