『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子といった様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を展開する。ここでは6月29日に配信された21号より「吉田豪の今週のオピニオン」の一部を公開する。
相変わらずのぶりっ子キャラ…いや、可愛らしいキャラで39歳とは思えないほどの美貌を持つさとう珠緒。そんな彼女に、事務所の社長夜逃げ問題、ヘアヌード、AV出演など、一連の騒動について、プロインタビュアー・吉田豪が突っ込むと、ちょっとプンプン、基本的にのらりくらり、結果的に“なんとな~く”答えてくれた。
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──『週刊文春』で「20年来の事務所社長に“夜逃げ”された」とか報道されてましたけど、いったい何があったんですか?
さとう:なんか、移籍するとかで夜逃げって書いてあったんですけど。
──喧嘩したりもするけど、一番わかり合えてたっていう感じで、よく著書とかにも出てた女性ですよね。
さとう:表面上はそう言ってましたけど、そんなに仲が良かったわけでもない
(あっさりと)。
──ダハハハハ! まあ、大人の関係ですよね(笑)。
さとう:そうなんですよ。それで仕事の考え方も合わないなと思って、本当は3年ぐらい前から事務所を辞めようかなっていうのはあったんですけど。
──それは方向性の違いっていうことで?
さとう:方向性の違い。「え、その仕事受けちゃうの?」っていうのとか、「普通、相談するよね?」とか「相談するまでもないでしょ!」みたいなのがあったりしたんですよ。これは無理だなと思って。でも、こんなちっちゃい事務所だし、辞めるって言いづらいけどどうしよう、みたいな感じもあって。でも、さすがに「ちょっとこれはないですよ」みたいな感じで、不仲みたいになったんですね。
──意見をぶつけ合った結果。
さとう:うん。そうこうしてるうちに連絡が取れなくなって。私も、もういいやと思って、「じゃあ辞めます」みたいな感じで。「いや、でも契約が云々」と。で、連絡が取れないんで代理人みたいな人が出てきて、その人と私と私の弁護士と、契約はどうなってるんだろう、みたいな話をして。
──相当シャレにならない大人のトラブルじゃないですか、それ。
さとう:でも、私からすると、仲が悪いといっても20年も一緒にやってた人だから、若干家族的なところもあったんで。家族が喧嘩したら大変なことになったりしません? 揉めたら逆に。そういう感じかなってちょっと思ったんですよ。仲良かったし、ずっと一緒にいたから逆に面倒くさいことになっちゃったな、みたいな。
──親子関係が断絶するような感じで。
さとう:着信拒否するっていうのも1日2日じゃないですからね。もうずっと着信拒否ですから。メールも送れないし。こっちからするとなんなんだって。逆パターンで、社長が連絡してタレントが捕まらないとかならまだわかるけど、なんでこっちが…ねぇ? 話し合おうとしてるのに。
──だんだん事情はわかってきた感じなんですか?
さとう:ホントに言えないこともあるんですけど。
──報道されてる話だと、社長が副業に失敗したことで事務所ごとさとうさんを売ろうとしたとか書いてましたね。
さとう:それも『文春』の記者の人にいろいろ聞いたんですよ。
──あ、そうだったんですか(笑)。
さとう:そうなんですよ! だから今年に入って…まだ表に出てないこととかもあるんですよ。「えーーーっ、ホントに?」みたいな。
【さとう珠緒 主演公演情報】
『“特攻の母”鳥濱トメ生誕110周年・没後20周年記念舞台』
☆新潟公演☆
平成24年7月4日(水)19時開演 長岡市立劇場大ホール(新潟県長岡市幸町2-1-2)
前売り=3,000円 当日=3,500円(全席指定税込)
詳しくはオフィシャルブログを御覧ください。
■撮影/ヤナガワゴーッ!
※メルマガNEWSポストセブン21号