夏のボーナスシーズンを迎え、ロンドン五輪などに向けAV機器の購入を検討している人も多いだろう。その購入のポイントを流通ジャーナリストの金子哲雄氏が解説する。
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テレビなどAV機器の価格動向だが、大画面テレビは、どのサイズも価格が下がりきっている。マニアユースのため、以前は値下がりしていなかった46V型以上の大画面テレビも、昨年末から価格が下がってきた。
今夏は、さらに大型の50V型台のテレビも、かなり値ごろ感が出てくるだろう。私は、50V型以上の超大画面テレビが15万円を切る店頭価格で出てくるだろうと見ている。体操の田中理恵選手などが出場するロンドンオリンピックを大画面で満喫したい、いまからテレビを買い替えたい、という人は、50V型以上のモデルを狙うのもひとつの手だ。
HDD(ハードディスク)内蔵ブルーレイレコーダーに関しては、HDD容量1TB(テラバイト)モデルがお手頃価格になりそうだ。2番組同時録画対応の1TBモデルが、5万円台にまで値下がりしてくると予想される。2TBはまだ値ごろ感が薄いので、この夏買うなら1TBの機種がいいだろう。
※マネーポスト2012年夏号