北海道余市郡に住む懸賞の達人主婦、渡辺友子さん(仮名・35才)。懸賞歴10年でこれまでに獲得した当選商品の総額は1000万円にのぼるという。懸賞の応募には、なにか当てるコツや秘訣はあるのだろうか?
「はがきは、筆ペンで縦書きにしています。読みやすいようにシンプルに丁寧に書いてますね。コメントもひと言入れるようにしていて、1~2行に短くまとめて『自分が当たったら〇〇します』というように具体的に書くようにしています。テレビ番組の懸賞なら、『セット変わりましたね』など、毎回見ていることをさりげなくコメントに加えるといいみたいです」
ほかにも、応募する懸賞の選び方も重要だという。
「全国区のものより、地域限定のほうが応募総数が少ないぶん、確率が上がります。雑誌に載っている懸賞なら女性誌よりも男性誌のほうが確率が高いです。
あと、誰でも応募できるオープン懸賞より、応募するのにハードルがあるクローズド懸賞(対象商品を購入し、商品についている応募券やバーコードを集めた人のみが応募できる懸賞)のほうが当たりやすいですね」
年間150点以上、10年で1500点以上という集計しきれないほどの賞品を獲得した渡辺さんだが、とりわけ記憶に残る賞品は、旅行やツアーだった。
「わが家は結婚してから10年、遊園地、温泉、映画、コンサートなど一度も自腹で行ったことがないのが自慢です(笑い)。道内ですがサザンオールスターズのライブでのアリーナ席のチケット、ホテルに泊まってタクシー送迎つきのプラチナシートでのサッカー観戦も当たりました。選手との交流もあって大切な思い出です」
※女性セブン2012年7月12日号