『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子といった様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を展開する。ここでは6月29日に配信された21号より「吉田豪の今週のオピニオン」の一部を公開する。
相変わらずのぶりっ子キャラ…いや、可愛らしいキャラで39歳とは思えないほどの美貌を持つさとう珠緒。そんな彼女に、事務所の社長夜逃げ問題、ヘアヌード、AV出演など、一連の騒動について、プロインタビュアー・吉田豪が突っ込むと、ちょっとプンプン、基本的にのらりくらり、結果的に“なんとな~く”答えてくれた。さとうの本質に迫る爆笑インタビューをどうぞ!
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──AV出演の噂もありましたよね。AVの制作でも有名なメーカーから映画のオファーがあった話がAV出演の噂に発展したんじゃないかって、ご自身は答えてましたけど。
さとう:そうなんですよ。…なんとなくわかってもらえました?
──ええ、なんとなく。MUTEKI的なものというか。
さとう:フフフフ。でも、リアルにそんなのあると思います? AVとか。
──Winkの鈴木早智子さんがやった的なパターンかなと思うじゃないですか。アダルトイメージビデオと呼ばれるものと連動して普通の映画も撮って、「あくまでもこれは映画の延長です」的な。
さとう:ああ、なきにしもあらずですね。そう思うと、あるかもしれないと思います。
──ご自分としては「そういう話は勘弁してください」っていう感じなんですか? オファーがあったら心は動くんですか?
さとう:AVですか? いまのAVってエグいじゃないですか。
──ピンキリだと思いますよ。小向美奈子さん的なものはエグいですけど、芸能人的なものは全然エグくないです。みなさん、かつてのVシネレベルですね。
さとう:そうなんですか? 本当にヤッてるかどうかわかんないぐらいの感じ?
──あきらかにヤッてないのがハッキリとわかるから、みんな騙された感でいっぱいなんですよ。
さとう:そうなんだー。それは観てるほうも「なんだこれ?」みたいな?
──ボクもタレント本の流れとして鈴木早智子さんのとか買ったんですけど、衝撃を受けましたもん。「なんだこれ?」って。ただのイメージビデオでしたね。
さとう:さっき、私が全裸で写真集を出したらいくらになるか、みたいな番組の企画があったんですけど、600万って言われて…微妙な。…えーっ、そうなんだと思って。
──出版不況の中でいくら出せるかっていうところからリアルにはじき出した数字な気がしますけど、せめて年収分ぐらいは欲しいですよね。
さとう:うん。でも、「これは高いほうだ」とか言われて。隣にいた若い女の子は400万だったんで、200万多かったから(笑)。
──ちょっとプライドが保たれて(笑)。
さとう:でも600万か…みたいな。
──かつてのヘアヌードバブルの頃だったら、ものすごい金額が提示されてたはずなのに。
さとう:宮沢りえさんなんかすごい貯まったでしょうね(笑)。
【さとう珠緒 主演公演情報】
『“特攻の母”鳥濱トメ生誕110周年・没後20周年記念舞台』
☆新潟公演☆
平成24年7月4日(水)19時開演 長岡市立劇場大ホール(新潟県長岡市幸町2-1-2)
前売り=3,000円 当日=3,500円(全席指定税込)
詳しくはオフィシャルブログを御覧ください。
■撮影/ヤナガワゴーッ!
※メルマガNEWSポストセブン21号