女性の性欲が「灰になるまで」といわれるのに対し、男性の性欲は日に日に衰えていくものとされてきた。確かに20代の頃のようには行かないし、失敗することも多くなる。ところが周りを見渡すと、寄る年波に負けず、元気すぎるくらい元気な人が結構いるんです、これが。そこで週刊ポストは、
Aさん/58歳、メーカー勤務。結婚して25年。20歳年下の部下と社内不倫中
Bさん/63歳、現役時代は建設会社勤務。妻と結婚して35年。子供はいない
Cさん/73歳、現役時代は銀行勤務。妻は8年前に死去し、一人暮らし
Dさん/68歳、現役時代は銀行勤務。結婚して35年。息子夫婦と同居中
という4人の男性を緊急招集。「恥ずかしながら60すぎても性欲が鎮まらないんです」という彼らに、元気すぎる下半身ライフを語って頂いた。
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A:30~40代は仕事で疲労困憊していたし、子供が小さかったから、不倫するような余裕もなかったですね。今は自分で時間をコントロールできるし、使えるお金もある程度ある。だけど、定年になったらそういうチャンスがなくなるかと思うと残念で…。
B:確かに定年になると、会社や取引先で女性と接する機会もなくなるから、僕も一時は“終戦”した。妻とはセックスレスだし、実質的なED状態で。でも、新しい生活を始めると、そこでまた出会いもある。僕の場合はメタボ対策で始めたジョギングだけど、同じコースを走ってる40代後半の主婦と仲良くなって、体が軽くなったら性欲もまた復活してきた。 ある時、彼女に「お茶でも飲みに来ませんか」って家に誘われて、そのまま男女の関係に……。定年男と主婦にとって、夫のいない平日の昼間は天国だね。
C:ハハハ。実は私にも今、24歳の彼女がいます。
A・B・D:え~っ!
C:彼女が大学生の時に、たまたま大学の文化祭に行って知り合ってね。彼女は寂しがりやで、親や友達にもいえない悩みを抱えてたりする。私も寂しいから「ジジイとデートしようか」って会うようになって。一緒にご飯を食べながら、そうか、そうかって彼女の話を聞いてあげて。そのうちに「ちょっと休んで行こうよ」って、彼女のほうからね。以来、月に1回会って、ご飯を食べながら悩みを聞いて、お相手してもらってる。
D:なんとも羨ましい。結局、妻以外の相手がいないのは私だけか~。
※週刊ポスト2012年7月13日号