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スマホを使いこなしたいOver40男性にオススメの導入アプリ

 携帯電話におけるスマートフォン(以下、スマホ)シェア拡大の勢いは止まらず、中高年層の所有率も上昇している。各種調査を見ると、40代~50代男性のスマホ所有率はすでに3割程度に達していると見られる。だがスマホを使いこなしている人が、順調に増えているかどうかは微妙だ。実状は、スマホ機能を有効に使いこなしている人と、従来型のフィーチャーフォンと変わらない使い方しかしていない人の「二極化」が進んでいると思われる。

 スマホを使いこなすには、アプリを活用することが近道。インターネット上にはスマホ用のアプリが多数アップされており、それらをダウンロードすることでスマホの機能を拡張したり、カスタマイズできる。

 現在、ゲームアプリや地図アプリ、ニュース閲覧アプリなど、Android搭載スマホ用に10万を超えるアプリが存在するといわれ、その膨大なアプリの中から、いかに自分のライフスタイルに合ったアプリを探して、活用することができるか――というのがスマホを使いこなすコツのひとつだろう。

 アプリには無料のものが多いが、もちろん有料のアプリも存在する。コンテンツが充実しているアプリほど、有料のものが多い。だが、いくら“使える”からといって有料アプリをどんどんダウンロードしていると、料金はバカにならない。携帯電話キャリアの中には、『auスマートパス』のように、月額390円で500タイトル以上のアプリがダウンロードし放題となるサービスもある。

 そこで、楽しみながら役に立ち、しかも、コミュニケーション・ツールとしても使えそうなアプリを『auスマートパス』対象のものから、いくつか紹介しよう。

■「人生ゲーム」「ワインの知識」「つぼ」など多種多様なアプリ登場

 まずは、ゲームアプリの中から『人生ゲーム』。40代、50代にとっては大定番のボードゲームが、ほとんどアプリ化されている。ゲーム内容はボードタイプとほぼ変わらず、ゲームで使用するグッズも画面上で再現されている。立体的なCG画面に、小さなスティックが刺さるクルマを模した駒やルーレットが置かれ、ルーレットを回すと「チチチチチッ」という音も鳴る。

 若い世代の人には馴染みがないかもしれないが、ゲーム内容も分かりやすく、操作も簡単なので、初めてでも戸惑うことはないだろう。複数プレイヤーによる同時プレイが可能なので、飲み会の席で活躍することも。1人で遊んでも全国ランキングが表示されるので、他のプレイヤーと競うことも可能だ。

 ゲームでスマホ特有の操作に慣れると、他のアプリ活用や普段の操作性もアップする。“遊んでるヒマなんてない”と言わずに、移動中のリフレッシュを兼ねてスマホでゲームはオススメである。

 次は、『ワインiQ』。ワインにまつわるクイズを解きながら、自然にワインの知識を覚えることができるというアプリ。具体的な問題は、「ボルドーでワインを作る生産者を何と呼ぶ?」「シャンパン・ボトルの底が凹んでいるのはなぜ?」などで、4択のクイズ形式で答える。

 解答にはすべて解説が付いており、問題および解説は、ワイン関連の書籍を多数発表している葉山考太郎氏が監修。テーマも「ボルドー+ブルゴーニュ(ワイン界の2大勢力)」「泡の世界(シャンパーニュ+スパークリング・ワイン)」「飲み方(レストランでカッコよく振る舞うために)」など、多岐に渡っている。レストランに行く前に該当箇所を読んでおけば、いざというときに役立つだろう。

 飲み会や、女性がいる飲食店などで威力を発揮しそうなのが『つぼ』。カラダの不調を整えてくれるさまざまなつぼが、イラストでわかりやすく解説されていて、リストから症状を選ぶと、その症状に効くつぼが人体イラストで図示され、つぼの刺激方法を解説してくれる。

 症状は、二日酔い、食べ過ぎ、目の疲れ、かぜ、鼻づまり、ストレス、やる気、眠気を取る他、全部で28種類。時間を計りながら、いろいろなつぼを刺激する「パソコン疲労(目、肩)コース」「ダイエットコース」なども教えてくれる。

 自分でつぼを刺激して、元気になることはもちろん、会話中に相手から「最近肩こりがひどくて……」「二日酔いがなかなか抜けない」といった話題が出たら、すぐにこのアプリを画面に表示して、「このつぼを圧すといいらしいよ」などと言いながら実際に圧してあげる――なんてスキンシップができるかも。

 ここで紹介したもの以外にも、漢字検定試験やTOEICなどの勉強ができる学習アプリや、GPS機能で移動距離や消費カロリーを測定して、健康維持をサポートしてくれる『いつでもお遍路』といった健康アプリ、『モバイル・パワフルプロ野球2012』といった本格的なゲームが楽しめるアプリがある。

 また『auスマートパス』の場合は、セキュリティに欠かせない『ウイルスバスター』も取り放題の対象。“これまでスマホ機能を使ってないので、ちゃんと対策してあるか心配”という人は、まずこうしたウィルス対策アプリをダウンロードしてから、いろいろな機能にチャレンジすると良いだろう。

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