東京九段にある靖国神社で6月4日、境内を訪れた中国人男性が大暴れする事件が起きたが、中国人が本殿の前で平気でタバコを吸う、大人数で大声を上げるといったマナー違反も問題視され、近年増員した衛士(警備員)が注意することも多い。
深夜に境内へ落書きしようとする人物を市民が注意したら、中国語を話しながら去っていったという事例もある。さらに犯人不明の事件として、参道に並んだ提灯が壊されたり、売店で物が盗まれたりといった、参拝者のモラル低下による問題も頻発している。靖国神社崇敬奉賛会青年部顧問の高森明勅氏はいう。
「中国人の参拝が増えるのは有り難いし、多くは静かに視察しているが、参拝者増加に紛れた反日活動家の行動がエスカレートしていくことを危惧しています」
どんな思想、信条を持ってもそれは自由だが、英霊たちを冒涜する行為は決して許されない。
※週刊ポスト2012年7月13日号