待ち望まれていた東方神起のファンクラブイベントが、ついに開催。6月30日、7月1日埼玉と7月7日、 8日の神戸で計8回、動員数は10万人と、ファンクラブイベントとしては、日本での史上最大規模。
さいたまスーパーアリーナは大きな会場にもかかわらず、ふたりが動き回ってくれるので、いつも以上に近い! ファンのすぐ横につくられた通路まで走ってきて、チャンミンは、自分からファンに手を差し出してくれるサービスぶりだった。
イベントのテーマは『THE MISSION』。会場のファンから洋服やバッグを借りて、“野球を観に行く時に似合うコーディネート”を作るコーナーでは、ふたりが客席に!ファンに声をかけ、タオル、サングラス、シャツなどを借りていくと悲鳴が上がる。
“サプライズな特技を披露”するコーナーでは、『秘かなチャンミンショー』と題して初めてギターの弾き語りを披露。「きっと少しずつ間違うかもですけど、許してください」と、ド緊張の面持ちで演奏し終えた。
ユンホは料理男子になって、野菜ビビンそうめんに挑戦。「子供のときはシェフっていわれてほめられたんです」というものの、おっかなびっくりな包丁さばきのうえ、コチュジャンをドバっといれて会場から「え~っ!」の声が上がる。ふたりにブーイングを入れるのも、ファンの間ではお約束。
その後は「やっぱり東方神起は歌ですよね」(ユンホ)、「その通りです」(チャンミン)と、新譜『ANDROID』など計5曲を披露。
いつもはクールなチャンミンも、どや顔がうりのユンホも、ライブでは見せたことのないほど多弁で、笑ってくれた。
いまほど韓国の音楽が身近になったのは、東方神起という開拓者がいたからにほかならない。彼らはいつだって、“昨日までの東方神起”を超えてくる。同じ時を共有できたことを、誇らしくも思える2時間だった。
※女性セブン2012年7月19日号