ロンドン五輪には数々の日本人美女アスリートが登場する。中でも注目の存在は、競泳の寺川綾と伊藤華英。二人はその泳ぎだけではなく、水着姿にも注目が集まる存在だ。かつては「大丈夫か」というほどに鋭いハイレグカットの水着を着用し男性の目をくぎ付けにしていたが、最近はもっぱら膝上までのスパッツ型だ。
「2008年の北京五輪前から全身を覆う高速水着で世界記録が続出し、ハイレグ型は一気に淘汰されました。2010年から新ルールができ、浮力のある素材は禁止され、女子の水着の範囲も肩から膝までに制限されることが決まった。もはや水着でタイム改善の劇的な効果は得られず、開発競争は終息している」(スポーツメーカー担当者)
しかし、望みの綱は伊藤に起こったある“伝説”だ。
「北京五輪代表選考の予選と準決勝でロングスパッツ型の水着で泳いだが、中村礼子に及ばなかった。しかし、決勝でハイレグに戻したところ、中村の日本記録を更新して優勝した」(スポーツ紙記者)
寺川、伊藤両選手には英断を求めたい。
※週刊ポスト2012年7月20・27日号