新曲『Mr. BIG』が約19年ぶりにオリコントップ30入りを果たし、再ブレイクの兆しを見せている田原俊彦(51)。田原といえば、近藤真彦、野村義男とともに1979年の『3年B組金八先生』でドラマデビューを果たし、3人の頭文字を取った『たのきんトリオ』は当時の芸能界を席巻。郷ひろみの移籍以降、低迷していたジャニーズ事務所も彼らの大ブレイクで、息を吹き返した。
たのきん名義でシングルを出したことこそないものの、『ハインティーンブギ』『グッドラックLOVE』などの“たのきん映画”やバラエティ番組『たのきん全力投球!』などで、ともに活動。1983年8月に大阪球場で行なわれた『たのきん3球コンサート』をもって、たのきんとしての活動は終了した。
その後も、田原俊彦と近藤真彦は、たびたび『ザ・ベストテン』(TBS系)などで顔を合わせ、“永遠のライバル”として切磋琢磨した。
だが、1994年の田原のジャニーズ事務所独立以降、2人が共演したことは皆無。今後も、共演することは難しいのだろうか。古参芸能記者が解説する。
「田原がラジオ出演した際、『たのきん復活してください!』というファンからのメールを読まれると、『なかなか難しいと思います』と濁した発言をしたこともあった。やはり、独立した人間と、いまも中にいる人間がジョイントするのは、ハードルが高いのでしょう。
ただ、コンサートなどのイベントを開催したり、大々的に復活を謳うのは相当困難ですが、テレビで共演するくらいであれば、実現の可能性はないとはいえない。1980年代、あれだけ芸能界を盛り上げた2人が共演すれば、視聴率はとれるだろうし、話題になるはずです。
田原への風当たりも弱まってきたし、デビュー35周年(2014年)など節目の年に、情勢が今以上に良くなっていれば、あるかもしれませんね。その年は、田原がジャニーズを独立して20年になる年でもあります」
はたして、夢の共演は実現するか?