韓流タレント好きの女性は、とにかく鍛えられた肉体とハングリーなメンタリティに惹かれるのだという。
「文句なしに格好いい! 伊藤君は去年日本デビューもした韓国の超人気アイドルグループ『SHINee』のテミン君に似ているし、上山君は韓国の実力派若手俳優のチョン・イルにソックリ。筋肉も素敵だし、マイナー競技を続けている気持ちの強さにもキュンとするんです!」
情報番組の女性ディレクターがこう熱く語るのが、ロンドン五輪トランポリン代表の伊藤正樹(23)と上山容弘(27)のイケメンコンビだ。民放での生放送予定は無い競技にもかかわらず、2人に関心を寄せるテレビ関係者は多いのだという。
「4年前の北京で太田雄貴選手がフェンシングで銀メダルを獲った時、局内では『あれは誰?』という声が上がった。あんなことがないようにと、伊藤選手と上山選手については、既に幾つかの番組が取り上げている。今のうちにツバをつけておこうということです」(報道番組ディレクター)
メダル獲得となれば、その熱狂たるや凄まじいことが想像される。制作会社の関係者も鼻息が荒い。
「韓流好き主婦層が主な視聴者層のワイドショーには是非出てもらいたい。その際は親や地元の友人などの話も欲しいので、既に連絡先などは調べています。有名選手と違ってマネジメント会社も付いていないから、特番や密着ルポといったオファーも通りやすい。とにかく顔がいいから視聴率は絶対に取れる。今から色々とアプローチしています」
※週刊ポスト2012年7月20・27日号