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既婚者多数の五輪サッカー代表に医師「試合前に性交は良い」

 男性の平均初婚年齢30.5歳(2010年)。この数字を考えると、23歳以下で構成されるサッカー男子代表の既婚率の高さには驚かされる。選手18人のうち、既婚者は8人(1人はオーバーエージ枠の徳永悠平28歳)。

 しかも、GK権田修一、DF山村和也、酒井高徳、MF清武弘嗣、宇佐美貴史、FW永井謙佑と、先発と予想される選手に既婚が多く、ピッチ上の半数以上が妻帯者で占められることになりそうだ。

 医学の専門家は、セックスの観点から「既婚選手有利」を説明する。虎ノ門・日比谷クリニック名誉院長で泌尿器科の権威である山中秀男医師は、「試合前の禁欲」に否定的だ。

「男性は射精をすると精嚢の内圧低下が脳の中枢にフィードバックされ、大急ぎで精液を増産充満させます。精子増産の作用に連動して、闘争心に影響を与えるテストステロンという男性ホルモンの分泌が高まるのです」

 つまり、セックスのパートナーが日常的に存在する既婚選手のほうが、試合でいいパフォーマンスを残す可能性が広がる、というわけだ。もちろん、夜の営みに励み過ぎて疲労を蓄積してしまっては本末転倒である。

※週刊ポスト2012年7月20・27日号

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